[返される皮肉げな言葉にはクスクスと言う笑いを。続いて瞳に映る、以前は見られなかった力の行使。力を付けたのは自分だけでは無いと言うのを思い知る]
以前のままとは思っていなかったけれど……厄介なことになってるのは間違いないわねぇ。
[それでも顔に浮かぶのは、笑み。獣の瞬発力について行く動体視力までは持ち合わせていない。距離を詰めようとしていることに気付いたなら避けることはせず。キーワードにより作り為される銀糸の動きを注視する。動きの合間を縫って繰り出そうとするのは、回転により勢いを付けた刃の一閃]