―西殿・結界前―ティル、エルザに肩を貸してあげてもらえますか?アーベルは、念のため回りに気を配ってくれないかしら。[そこまで伝えたところで、暫く話し込んでいたらしい命竜と地竜へ向けて]積もる話があるなら、一度休むなり、場所を変えるなりしましょう?[そう、声を掛けた。低く、小声でのやり取りは、幸いにか不幸にか、ブリジットには聞こえなかったようだ]