― 墓地 ―[イレーネへ真面目に答える>>134、純粋、と言ってよいだろう少年に礼拝堂の事を問われると、右手の指をする仕草をして『少しだけ』と伝える。まだやる事は残っていた。なら掃除を手伝うと礼拝堂へ向かって行ったフォルカーの後を追う前に、別な来訪者>>135に気づくとひらと手を振った。修道士を名乗る癖に採掘へも時折出向く為、彼女の世話になった事も、他の坑夫の治療に当たるのを見たこともあるだろう。]