"瀑布"![体の周囲に発生させた水の圧力で、下方の苦無を叩き落とす。 他方、肩へ迫る苦無は] くうっ――[上体を後方に逸らす、やや無理のある体勢になりながら、リボンの棒部分で物理的に受け止める。 どうにかしのげはしたものの、防御に意識を割かれるのは紫雨の狙い通りか] ――――![地を駆け迫りくる紫雨を、息を詰めて見据える*]