人狼物語 ─幻夢─

64 滄に揺らめく銀鏡


下男 アーベル

― 元宿・玄関→広間 ―

そーいや、部屋は勝手に使っていいんだよね?荷物置いときたいし。

[靴についた雪と土を軽く入り口で落としながら尋ねる。肯定の言葉が返ると、一拍間を空けてから、暖かな広間へ進んだ。]

…ふーん、コレについても不問なのな。

[途中小声でぽつりと呟き、触れるのは腰に下げたナイフ。
しっかりと鞘に収められ、止め具を外さなければ簡単に外れるものではないが、所持に制約が無い事に内心肩を竦めた。
そうして広間へと顔を出すと、そこには知った顔が少々。]

なんか…予想外のラインナップだね。よ、お疲れ。

[極軽い調子で広間に居た者らに笑んだ。
その中にブリジットの姿を見つけると視線を止めて、ひらと手を振った。]

よー。お嬢ホントに居たんだなぁ…。

[しみじみ呟いた。]

(143) 2011/01/07(Fri) 01:01:36

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