―回想・館内―……ハー…ヴ……[ただでさえ小さい声は震える唇から漏れ出るせいか、さらに小さくか細い。広間に行くように促されるとぎゅっとしがみついたまま首を横に振る]……(ふるふる[ハーヴェイにそっちに行ってほしくなかったから、一人で行かせたくなかった。けれどもハーヴェイに信じろといわれて笑顔を返されればおとなしく頷いて広間に戻ることにした。]