――…団長さんは、……。 そうね。 でも、……シスターは、可能性を知っていたとしても それを望んでいたわけじゃないって、信じたい。[常とは違って聞こえるイレーネの硬い響き>>143に途惑うような表情が過ぎる。けれど表情が戻り>>144問うような言葉が聞こえると] マテウスさんがイレーネちゃんを嫌うことなんてないわ。 これは、絶対。 何があってもイレーネちゃんの事大好きで、大事だと思う。[安心させようと、ほんのりと笑みを浮かべてみせた。]