― 嵐前/廊下 ―ん。[信頼の宿るクロ>>105の答えに、同じく短く頷き返す]……拗ねてない。[揶揄われると片眉だけを上げて答えた。彼女やミリ、エリと駆け回ったのは主に村に来てから3年間だけのこと。エリが村を離れた頃には狩りについてゆくだけの体力がついてきて、遊ぶよりも仕事を覚えるため祖父についてゆくことが多くなった。それこそチビで体力がなかった幼い頃、年長のクロは頼れる姉のような存在だった。今もどこかに甘えがあるといえばある]