やれやれ……
わかったのは、あの女から何も聞けない、って事だけか……。
[扉を閉めたあと、独り言の様に呟いておれば。
地下探検>>134との言葉に、僅かに眉が上がる。]
まー、ここがどうなってるか見ておいて損はないか……。
……そういや、あっちは?
[書斎とは反対の方向を指差せば。
ベルナルトから全面ガラス張りの展望室だと聞かされる。]
ガラス張り、なぁ……。
ロープでもありゃ、ぶち破ってそっから脱出すんだが……。
……流石に女の子達にゃそんな芸当は出来んか。
[ともあれ、展望台は後回しと、ベルナルトとともに階段を降りていく。]