─ 廊下 ─……どう、なんだろうね。でも。もし……あのひとが、何もかもなくなって、自分だけが残っちゃってたなら。少しだけ……気持ち、わかるかも知れない。[絶望だったのかな、という言葉>>145に落ちるのは、重いため息]独りぼっちで残されるの、辛い、からね。[ぽつり、と落とせば黒猫がにぃ、と鳴く。ひとりじゃないよ、と訴えるような声に、ほんの少し表情が和らぐ]