─ 雑貨屋前 ─
んと、足は覚えてるけど他は…腕か肩かな?
痛みはないから、本当に大したものじゃないと思うけど。
[>>133怪我の事を問われたので、大丈夫だよと布を巻いた足を叩いた。
実はまだちょっと痛むので引き攣っていたのだが、こういう時に面は便利だった。強がっていられる。
自分のせいでと責める彼女に、「それは違うっ」と若干強く言ったのは、本気でそう思って欲しくなかったからで。]
ふーちゃんが謝る必要ないって。
出てって怪我するより、無事で良かったよ。
ちょっと細工してったのが、役に立ってれば良かったんだけど。
[シャッターの事を暗に言いながら、汚れた掌を一度服で拭いて、フランの青い髪に手を伸ばすと、ぽんぽんと撫でた。]