─ 宿屋・食堂 ─[食堂まで来て、は、と短く息を吐く。伏した翠の瞳は、外から戻ってきたエーリッヒの声>>145に、そちらを向いた]……さすがに、はいわかりました、とは言ってくれんか。[確約はもらえなかった、というのはある程度予測できていた。村の他の人々の動揺なども思えば、そうも行くまい、と]せめて、親父さんが顔見るくらいは、させてやってくれると思っとこう。