……マジで。[扉の向こうは、ベッドと机など、最低限の調度が置かれたシンプルな個室だった。扉を開けたら自分の部屋だった、というベタなオチも、少しだけ期待していただけに、零れた呟きには落胆の響きが混じる]……まあ、あれかな。広間に雑魚寝はナシになる、かな。[気を紛らわせるように呟き、それから。ふと思い出して、携帯を取り出す。さっき見えたメールのアイコンが気になっていたから]