んー、イカも美味そうだけど、たこ焼きだろ夏は。[なんだか妙な理屈で、火狐は立ち上がった。手にしたスイカの皮は、ぽいっと投げ捨てると同時に、どこかに消滅する。多分どこかの異次元ポケットに落ちて、魔界植物の肥料にでもなるんだろう]助っ人しちゃうぜ![両手で印を組むと、周囲に浮かび上がるのは赤い狐火が九つ]ひふみよいむなここノたり...[狐の聲は、笑うその口からではなく、狐火そのものから響く]