[>>138今度こそはっきりと眉間に皺を寄せる。 半分は苦悩で] じゃあもうそれでいい。 迷い捜している。[そんな単語があるかは知らないが、 言って、息を吐くのと一緒に表情は消えた] いや…… どうやら俺は既に「召喚されている」ようだ。[顔に映る黒い模様を撫でる。 魔法陣のかけら。 これを書いた者が、けれど、見つからない] 魔族は契約を果たすことで認められる。 ……主がみあたらないのは、さすがに初めてだ。