[会議、と言っても、不安が先行したそれは感情のぶつけ合い的な側面が強く。
念のため詳細は伏せた上で、探す術があると説明したものの、その間に被害が広がるのでは、という声が大きかった。
結局、疑わしきは、の流れは制しきれず、内心、己の未熟さ……というか、歳若さに歯噛みする事となったものの。
罰する術に関しては、自身が『封じの絵』を描いて精神的に『拘置』する事、この件に関しての無闇な暴力は都市の決まりに従って厳正に裁く事、などを徹底させるには至り]
……まったく。面倒な事、してくれるよ……。
[会議から解放された後、思いっきり、こんな愚痴が零れた]