人狼物語 ─幻夢─

64 滄に揺らめく銀鏡


研究生 エーリッヒ

[嵐は一体いつ止んだのか。
いずれにせよ、朝、目覚めた時には風は止んでいて]

……大分、荒れたみたいだなぁ……。

[半ば凍りついた窓越しに見える外の様子にこんな呟きを漏らしつつ。
上着と、コートも羽織ってしっかり防寒対策を固めると、真白の猫を抱えて部屋を出た]

……ってと。
爺様、どこにいるんだ?

[呟きながら、階段を降りて、下へ。
広間には姿は見えず、浴室やリネン室にも姿はなかった]

……厨房に居るとは思えないし……外?

[風がいつ止んだのかはわからないが。
外の様子を見に行った、というのは十分に考えられるから、外に出る。
早朝の空気は、風が荒れた名残りもあってか、切りつけるように、冷たい。
その空気の中、白い息を吐きながら建物の周囲をぐるりと巡り──]

(150) 2011/01/11(Tue) 07:53:42

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