─ 広場 ─[急く気持ちで向かう途中。足早に広場を横切ろうと思っていたが、そこに揃う者達に気付くと足が止まった。家族同然の彼女や本屋の青年、先刻手当てしたばかりの彼女が起きていることに内心安堵を覚えながら近付いて]丁度良かった。何か変わったことはないか。[三人に、自覚できる変化が無いか問いかけてから]宿の主人のことは聞いた。他にも眠っている者がいるから順次回って診てくる。[アルビーネに、エリィゼから伝言が届いていることを伝えた]