……はい。
[怪我に対する釘を刺されれば、もう一度肩を一撫でして]
[近くにユリがいるならば、彼女の方にとちらりと視線をやる。
刹那、目を細めた]
[シスメの話になると、真剣な顔つきで]
そうです。あそこに出ていた編成は12人。
あそこにいた私達も12人。
……何だか嫌な感じだなって。
もし、もし。私達に配役が振られていたら、本当に嫌だなって思ったんです。でも、『鏡』って何か分からないし。途中で廊下の鏡見たんですけど、耳とか生えて見えたりとか当然しなかったですし。
先輩は、「鏡」の心当たりありますか?
[じっと相手の様子を見て、ヒントを得るように。
相手の情報は欲しいが、自分の情報は渡したくないのだ。絶対に]