[広間に向かう途中すれ違う人間に聞かれれば
見ないほうがいい。とはいいつつも、何があったのかは知らせるべきと。自衛団長が殺されたこと。傷跡などから亡くなった元鉱山夫と同じ…だと思うと。最後は元鉱山夫から仮定のようにいいつつも、ほぼ確信をもって伝えて、広間へと]
―広間―
[暖炉から近い椅子に無理矢理といっていいぐらいかの強引さだって必要なら披露して座らせて]
…冗談じゃなくて本気だったとはなぁ…ってことは対抗する力を持つものも…?
[独り言のように呟きながら暖炉に火をつける
その心中では、遺体を感じたときにみた違和感はなんだったのだろうと思いながらも顔には出さない]