─ 廊下 ─[横目で向けられる視線>>149に、黒猫はこてりと首を傾ぐ。それから、元気づけるようににぃ、と鳴いた]……そんなことないよ。こんな状況で、カッコつけ続けるなんて、無理だもん。[そう言えるのは、自分がそれをやろうとして、結局、大泣きした後だから。それから、あー、泣いたのバレるよなあ、なんてちょっと思ったけれど、今更か、と開き直ったりしつつ]……ん。ありがと、ユリさん。[真剣な顔つきでの頷きに、感謝の言葉をひとつ、紡いだ]