結局は、自分たちで気をつけるしかないのかもしれない。 ここにいる人たちを疑うっていうのも、嫌な気分だけど。[そう言いながら、また件の旅人を見遣る。この状況で、他をまるで意に介していないようなところが気にかかりそして、気にいらなかった。*]