――ああ、同じだな。[頷くカヤに柔らかな笑みを向ける。父の話は滅多にすることは無かったがこうして話してみればその存在が大きかったのだと思えた]細工に興味あるなら今度店に遊びにおいで。どっちかというと女性に贈る品が多いからみて楽しめるかどうかはカヤ次第だけどな。[思い立ったようにカヤがアーベルの船を見に行くと言えばああ、と一つ頷いて]またな。まだ瓦礫が残ってるかもしれないから気をつけるんだぞ。[走り去るカヤの背にゆらり手を振り声を向けた]