─ 廊下 ─
[いつものとーり、と拗ねるような声で返してくるエーファに、イヴァンは思わず笑いを漏らす。
そこだけを切り取ると、いつも通りの日常のように思えたからだ]
じっちゃんが何やったのかはしらねーけど……エーファのこと心配してんだろ。
[ガキ扱いするな、と言う文句は聞こえていたから、そこからの推測だけで告げて。
擦れ違い際にエーファの肩をポンと叩く]
じっちゃんにしてみりゃ大事な孫なんだしな。
[反抗期みたいなもんかな、と思いはすれどそれを口にすることはなく。
言い逃げ染みた雰囲気でギュンターの後を追った*]