――…。[アーベルの呟き>>149にくちびるが音奏でようと開く。『仇』であると同時に『同胞』でもある存在。カルメンの選んだ道が多少なりともそのひとを傷つけているのだろうと脳裏に響く聲からは察せられて。言ってしまえば傷付くのだろうと想像できて。分かり合えなかった相手だけれど。止めたい相手でもあるけれど。] 言えないみたい。 ――…ごめんね。 あなたがみつけて、……とめて。