―朝/宿屋/ユリアン個室前―[ミハエルの仕草に、誰に遠慮しているか識れて、ゼルギウスは頷いた。頷く仕草に、白銀がはらはらと儚く揺れる。]うん。ごめんね。気をつけて。私たちは、食堂に居ると思うよ。[願いごとを受け入れてくれたライヒアルトに、緩い微笑を向けた。さて、ゲルダも流石に3人がかりであれば、腰を動かしただろうか。]