[カウンターに戻ると昨日ヴィリーが作ってくれた細工がそのまま置かれてあり、それを一つ手に取る]……本格的に頼む暇は、ねぇな。[小さな嘆息。それでもその細工はカウンターの上に飾り付け、装飾へと変える。その後、店のことはリッキーに任せ、フーゴーはパイプを手に店の外へ出た。いつもの一服のように出入口傍の石へ腰かけ、何かを考えるようにしながらパイプから煙を吐き出した]─ →宿屋外・出入口傍─