― 黒珊瑚亭・食堂 ―[短い謝罪の言葉には>>148首を横に振ることしか出来なかった。エーリッヒから案じるような視線を受ければ>>158ほんの少しだけ硬さが緩んだのか、受け答えの声は落ち着いていた]それを、カルが見つけてしまったのか。[話を聞きながら、シスターの呟きを>>146耳が拾い上げると視線を投げた。右手で胸の下に触れ、そこにある硬い感触を確かめる。武器と言うには頼りなさ過ぎる細い金属がそこには収まっていた]