─ 廊下 ─……心配……なのかな。[告げられた言葉>>155の一部を繰り返す。それも感じてはいたけれど、でも、別の何かも向けられていたような気がして素直に受け取れなかった]……ん。[すれ違いざま、肩を叩きながらの言葉には何も言わなかった。正確には言えなかったのだが、ともあれ、祖父を追って離れて行く背を見送って。それからまた、小さく息を吐いた。*]