[鏡の前で、その小瓶を取り出して。少し悩んだけれど、しおりを、しっかりとつかんだ。広間に戻ると、先に、オードリーにそれを渡す。そうして、ヒューバートの言葉に困ったように眉を寄せた。食べたいと思うものがないけれど。どうしたらいいだろうというように、周りの人たちを見まわした。なるべく同じものを食べようとするけれど、元々多くなかった量は、昨日よりずいぶんと少なくなることだろう。吊り橋が燃えたことを聞くと、ふるふると震えるのを、止められなかった**]