ローザのことだし、たくさん作ってくれてるんじゃないかしら。
心配せずにいってらっしゃい。
[ブリジット>>146にはそう言って見送り。
敵わない>>149と言われると、そりゃお姉さんだもの、と快活に笑った。
眉を下げるライヒアルトにはころころと笑って、台所に入り。
エーリッヒから助かると言われる>>147と苦笑を浮かべた。]
何いってんの、温めるだけじゃない。
[それほど大きくない村だから、年が近ければ自然と一緒に遊ぶのも多くなる。
兄弟がいれば年が違っても一緒に遊ぶのは珍しくなく。
エーリッヒの兄とは種類は違えどお互い職人の家に生まれた同士気が合った為に、自然弟である彼ともよく遊んでいた。
大きくなったもんよねぇ、とやや年寄りじみた感慨を抱きつつ鍋を火にかけた。]