[「場」については『幻燈歌』にあった程度の認識しかなくオトフリートの解釈>>129に相槌をうつのみ。イヴァンが広間を出る前に残した言葉>>148>>149に同意するように頷きをひとつ。旅人の紡ぎが届けば>>156、軽く目を瞠る。] 朱き花――… ギュンターさん、が……?[まさか、と思う気持ちはすぐに薄れ納得へと変わってゆく。中央教会から書簡が届いた理由もそれなら説明がつこう。胸元の十字架を握る手に一度力が籠り、ややして手は緩み、そのまま重力に従い落ちる。]