─ 団長の部屋 ─だって貴方、自分のことは護ろうと思っていないでしょう?[マテウスがこちらに意識を向けていてもいなくても、ただ彼を見つめて言い募って]貴方が背負おうとする心が、間違いだとは思わない。でも、もう少しだけ余裕、持ちなさいよ。[そう言うと微か弱い笑みを向けて]お願いだから。アンタのこと大事に思ってる人達の気持ちを蔑にするような真似は、しないで頂戴ね。[そう言うと、ようやく部屋を後にした]