―湖の中― こんなに多いものなのか、わからんが。[水の槍が水蛇へと向かうのを見つつ応える。 いまのところ他のクリーチャーの影はどこにも見えず。 水の槍がついでに拘束していた水草もきってしまったようで、逃げていく水蛇にあちゃあ、と額に手を当てた] ああ、逃がしてどうする! 水の精、風の精、わが望みをかなえよ。かの者の征く手を障る壁を![とっさに風を織り込んだ水の壁を水蛇の前に出す。 もっとも風と水だから水蛇は68%の確立ですり抜ける事が出来るかもしれない]