[共にいたらと溢す>>77ユウイチロウの肩に再び手を置いた。ただ置くだけではなく、今度は少し力を込めて握る。]諏訪よ、過ぎた事、失せた命は二度と戻らん。大切なのは、これから何をすべきかじゃ。己をしっかり保てい!そして己が最善を、守るべきものを選びとる覚悟を持て!でなければ、おまえは他の大切なものを失うこととなるぞ。[どこか危うげにも見えたユウイチロウに言葉がどこまで届いたかは不明だが、活を入れるように告げれば手を離した。宿直室に人が増えるのはそれからだった**]