―宿屋―[扉を開く前から、そこに居る自衛団員の表情に。鋭い視線がこちらに向けられるのに。どうやら事態は広がり、自分達にかかる嫌疑が昨日よりも痛く厳しいものになったらしきを実感する] …―――[宿屋の入り口をくぐる。視線を一周滑らせると、口を開いた] あ、アノ、ろ、ロミちゃん、はどこ?[誰か知るだろうか、と少し、張った声]