― 集会場・広間 ―
[誘いへ頷き>>156が返れば、座っていた椅子から少し腰を浮かした。テーブルの上には未使用のカップと紅茶の入った陶器が未だ残っていたので、用意を整えて彼の前へ置いて。]
どうぞ、ライさん。…、…大丈夫?
[添えるのは在り来りな科白。唯、返答を窺うよう天鵞絨を見詰める目は複雑に。
反応を視界に収めた後になるか、保父が通りかかった際、交わす小さな会話>>159。]
……何とも無い、なら良いんだけど。
[見上げた相手は笑みを返してくれたが。他者を安心させるためような表情を信用出来たかは如何かは、その後左手に暫し視線を向けた事で察して貰えるだろうか。]