ん……ああ……どうぞ。[数回、首を振ってから、答えを返す。入ってきたのは、話に行かねば、と思っていた家主]大丈夫だ。……世話をかけたな、家主殿。[起き出そうとすれば、止められ。気だるさは残っていたから、それに従った]……軽くて悪かったな。[最後の軽口には、さすがにむっとしてこう返し。背を向けたまま語られる話を、黙って聞いていた]