[ヴィターの方はというと、ようやく笑いも収まりはじめてヒュレストとの相談会議中]
「っくし!誰かわての噂してますな。
愛らしいわての姿にめろめろになったお姉さんか、可愛い子ちゃんやろか。
[イレーネに聞かれていればあきれるか、妄言はいい加減にしたらどうですかと厳しい言葉が入ったことだろうが今はいない]
「そうやな、わてとしても悩みどころや。イレーネちゃんの暖かく見守るべきか」
(つまりは、にやにやと現状を楽しむか)
「恋路の応援をしたるか」
(ちょっかいをかけて、場をかき回すか)
「前者は場の流れに任すしかないんから、いい方向にいくかどうかが問題やな。
後者はイレーネちゃんによけいなことすなって、怒られる可能性があるんが問題やな」
[悪そうな笑みを浮かべるヒュレストに]
「しかし、あんさんも悪ですなぁ…」
[にやりと、エチゴーヤ的な笑みを浮かべていた]