―朝/広間―[アーベルの声がして顔を上げた。>>143深緑は無表情に、皮肉気な言葉を放つ青年を見つめる。ああ、でもこれではいけないか。食って掛かるほうが、らしかったかもしれない]外。[間を置いて答えようとした所に、エルゼリートの声も増えた。>>149途切れた間に、ナータの方が詳しい場所を答えていた。>>152手伝うと言っても断られるのが普通かもしれない。一言でも止められれば、ついていこうとはしなかった]