― 1F配電室への廊下 ―[桜子の言葉>>155が聞こえれば柳眉を寄せて響を見据える。親友がこんな無茶をするとは思わなかったらしい。説明してくれる桜子には表情を緩めて]そ、か。大変だったね、桜子さん。響の御守、ありがと。[ちくりと親友に棘を刺すのを忘れずに健気な後輩に労りの言葉]玄関も開かず、窓も割れず、か。こっちはさっきまで保健室に居たんだけどね。携帯だけじゃなく保健室の固定電話も、繋がらなかった。