─ 自宅兼作業場 ─いや、いいタイミング。修繕する本の原本探ししながら、持ち出して来たとこだった。……仕事って、お前も熱心だよなぁ……。[そう、口にする表情には邪気ない笑み。修繕する本の原本は作業台に置き、深い緑のカバーのかけられた本を二冊、目を細めるユーリ>>164に差し出す]ほい、これがさっき話してたヤツな。