[ゲルダの言葉>>158にこくと頷き振られる手に釣られるように手を振り返した。食欲が無いらしい彼にはミルク粥でも少し重いだろうと食料庫に足を運び林檎を見つけ出すと洗い物に勤しむエルゼリート>>162の隣で其れを摩り下ろしカップにそれを注いでスプーンを添えたものを持ち二階のライヒアルトの部屋の扉を叩いた。急げば薬を飲む前に間に合っただろうか。布団に入るまでおとうとの傍を離れようとはしなかったが彼の意識が無くなれば食器を片付けに一度厨房へと戻る]