― 図書室→回廊 ―
[湯治客の呟き>>164は聞こえているのかいないのか。
回廊を暫し歩いた所で返された答えに、ぴた、と足が止まる]
……え?
[苦笑と共に落ちた言葉に小さく相槌を打ちながら]
ああ…そういう事か。
なんか、気を使わせちゃって悪かったなぁ…
[ぽつ、と落として苦笑にも似た笑みを浮かべる]
ミリィちゃん、あんな調子だけど、元はいい子だって知ってるからさ。
なんでああなったか、俺も知らないけど……
俺の事、ああ言う事で気が紛れるなら、直球で相手した方がいいかなって。
面倒だ、って言ったけど、それと心配するのは別だし。
[ぽり、と頬を掻いて、視線を逸らして]