─エアフォルシェン湖湖畔・集合場所─えーっと、特別期末試験、とやらはここでいいんだ……よな?火炎学科1年のハインリヒ=アリナガだ。[既に人は集まっていた。彼らにぺこっと頭を軽く下げると、ライヒアルトに向かって一枚の紙を差し出した。]ええと、受講届け、これでいいか?……俺の字、読めるか?[字の汚さには定評があった。]