[絵を描きながら、ボクは先ほどまでのことを思い出していた。
はっきりと殺すなととめることがボクにはできなかった。誰かほかの人が死ねばいいとか、誰かがやればいいとはボクには言えない。
パソコン室の絵の中、お菓子を山ほど抱えたマリーが、机に置いている姿、
入り口のあたりには、学長が気難しい顔で椅子に座っている]
それでも、死ぬ人をボク達は選ばないといけない。
[自分が死ぬ選択肢を含めてね?]
首謀者は今頃楽しんで見ているのかな?それともじっくりと観察をしているのかな?
目的は…なんなんだろうね…?
[絵を描くのはそこで中断し、ノートパソコンに文字を打ち込んでいく]