― 談話室 ―特別だと、教えて貰えないかなあ。[小さな弟にも手がかかるため、料理は習うのでなく手伝いながら少しずつ覚えているところ。そんなレシピ>>154があるなら聞いてみたいのだけれどと、父の言葉に想像を膨らませ]はいっ。あーん![身を乗り出してくる父>>155の口元に、食べかけのパイを差し出した。弟にするのと同じ所作となったのはご愛嬌。心中に隠されたものは知らず、我が意を得たりとばかりに頷き返す]