―宿屋―
まぁ、客の要望に応えるのもサービスのひとつだしな。
[その話題はそんな言葉で締めくくり、アーベルの話題になれば]
そうだな、ちょうどよかったのか、アーベルにとっちゃ、ろくでもないタイミングだったかもしれないけどな。
無理は、あんまさせたくはないな。
まぁ、せっかくの帰郷でまた嫌な思いして、もうもどんねぇとかなるとな。
[そう苦笑しながら、宿屋に昨晩からたまっていた人たちもそれぞれの家に戻ったので、
自分もスープを食べることにして]
まぁ、後でまた自衛団員達がいろいろ教えてくれるんじゃないか?
さっきの様子だと、またあいつらもここにきそうだしな。