―パソコン室に向かう廊下―
情けは人の為ならず、A kindness is never lostってね?
[フトっぱらとの言葉に笑顔でそう答えてから、ボクは続いた彼女の言葉に頷いて]
ああ、そういえば名前で呼び合うのが普通なんだっけ?
よろしくね、マリー。
[それから自分の言葉の機微を感じ取ったらしい彼女の言葉、ボクとしては特に意識したつもりはなかったんだけどね]
うん、ボクもLiGはやってるよ。
え?aquaさん?
ああ、あの時は初回落ち1,2フィニッシュ決めちゃったよね。
[思い出すのは、変だからという理由で最初に吊られた村のこと、
墓下で一日話していた記憶がボクにはあった]
そっか、マリーだったんだあれ。
世間は狭いものだね、面白いものだよ。