わかっている……。
[忸怩たる思いながら、ユーリ>>156に同意する。
敵に打ち勝つには、色々と足りない。頭とか。
だからこそ相棒がいなくては駄目なのだと、今更ながら気付かされる。
黒幕がずっとそれを示唆していたことまでは、残念ながら考えが及ばなかったが]
ヴィノール……!
[いつも何処か頼りない足取りで走る相棒。
今はその姿が頼もしく見えた。>>163]
ありがとう。
[自分を庇うよう立つ背中に、思わずそんな言葉が零れる。
胸の中に温かさが満ちたが、それに浸っている暇はなさそうだ]
ああ。二人なら、きっとやれるさ!
[ヒーロー精神を奮い立たせるように叫ぶと、水晶の盾の裏でパワーを溜め始めた*]